iPhone、iPadも通信強化 プラチナバンド開始 SoftBank
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SoftBankのプラチナバンドサービスが本日よりスタートです。
プラチナバンドって?電波状況が激的に改善される?全てのSoftBank携帯にメリットがある?iPhoneは?iPadは?
そんな疑問に対する答をまとめてみました。
プラチナバンドとは、700MHzから900MHzの周波数帯域の電波の事です。
この周波数帯域は電波の有効範囲が広く、障害物(地形、建造物)をある程度迂回して伝わるといった性質を持つ事から、携帯電話などの無線通信に最適とされています。
現時点ではインフラの整備が全く進んでおらず、プラチナバンド対応基地局は全体の3%程度、2012年度中には9%程度の基地局がプラチナバンド対応にする予定のようです。
理論上はこれまでの3倍程度のエリアをカバー出来るという話ですので、この9%あたりでようやく、電波の改善を「おや?」程度に認識出来るかもしれません。
何れにせよプラチナバンドが当たり前になるのはまだまだ先の話のようです。
また、明日26日から、プラチナバンドの対応エリアをSoftBankのWEBサイトで公開して行くとの事です。
プラチナバンド対応機種は以下の通り。
iPhone 4S、iPhone 4、iPad 2、新しい iPad
PANTONE 4(105SH)
001HT、X06HTII、X06HT、X05HT、X04HT
2012年夏モデル全機種
現時点では、上記以外の機種ではプラチナバンドを使用できません。
では全く恩恵が無いかと言えば、そんな事はありません。
新しい道路が出来れば、古い道路は空くのが道理です。
プラチナバンドの対応エリアでは多少の通信品質改善が期待出来るはずです。
徐々に品質向上はされて行くと思われますが「7/25スタート!」なんて大々的に宣伝している割にはインフラが整っていない……ちょっと如何なものかと思いますね。